と思ったら、尾道の対岸にある向島までには道がないらしい(ケンイチさん情報)。
ずっと本州と四国が一本道で繋がっていると思い込んでいたから、情報もなにもなく着いていたら自動車専用道に突入していたかもしれない。
あぶないあぶない。
ということで先ずはフェリー乗り場を探す。
メジャーなのが尾道駅前ということなので、そこ目指してとりあえず進む。
途中いくつか渡し場があったが、なにぶん勝手が分からないのでスルーの連続。
テレビ小説「てっぱん」モデルとなったというお好み焼き屋を発見。
しかし、今日はやってなさそう。
フェリーなんていうから身構えてたけど、ただ単に自転車と一緒に身体を船に載せるだけ。
片道100円(+自転車10円)
学生がたくさん待っていた。
瀬戸内のフェリーは、バスや電車とあまり感覚が変わらないのかもしれない。
さぁ、ここからしまなみサイクルロードをひた走る。
向島の西岸をなぞり、最初の橋・因島大橋にさしかかる。
橋の入り口まで行くには、毎度ある程度坂道を登らなければならないのだが、出発間もない時分、早速坂道の途中にある大橋入口の曲がり角を華麗にスルー。
今まで引かれていたサイクルロードのブルーのラインが見えなくなったため、おかしいなと地図を見直し間違いに気付く。
地図を見ている間、一人(恐らく自分に釣られてこっちに来て)追い越していったので、必死に追いかけ引き止める(笑)
ついでなので、因島まで一緒に行くことに。
彼もまた旅行好きで、今回はレンタサイクルで今治までという。
お互いガンバるべす!
彼とはここで別れ、今度はケンイチさんお勧めの因島水軍城へ。
エイジくんと別れ際にやってきた、神奈川から来たというご夫婦もお城へ行くというので、またまた道連れ自転車紀行。
すごいなしまなみサイクルロードw
島の中心部にある高台にあったというお城。
最後結構な坂道があり、3人ゼーハー言いながら何とか到着!
ご夫婦は自転車の返却時間があるというので、お城には入らずここでお別れ。
あ、ご夫婦のカメラで撮ってあげられなかったな・・・。
気がつかずに申し訳ない、反省。
ご同行いただきありがとうございました!
さてお城は、ここからさらに階段で上ったところにあるのでもう一踏ん張り。
資料館内は残念ながら撮影禁止でしたが、当時の水軍の模型(安宅船・関船・小早)や、村上家伝来の太刀、鎧一式など、展示物のクオリティは結構ハイレベルな印象を受けました。
城山を降りて、次に向かうは生口橋を渡って生口島(いくちじま)へ。
こんなん逆によそ見するわw
肝心の夕日は、夏ならよかったんだろう的な日没位置。
どこかの学校が、修学旅行かなんかで団体さんで来ていたので、そそくさと退散。
あとは今日の野宿予定の道の駅・多々羅しまなみ公園を目指して、今度は多々羅大橋を渡る。
この多々羅大橋は、完成年度当時は世界最大の斜張橋(塔からケーブルを橋げたに張り支える構造のもの)。
橋の長さは約1500mもあり、渡り終えるのに10分もかかってしまった。
ドーム状の建築物でよくある、手をたたいたり声を出すと、エコーがかかるというあれだ。
実際やってみたが、かなり響く。
まさかこんなところでこんな体験ができるとは。
遊びながらもヒイコラ漕いで、やっと大三島に到着。
同時に愛媛県に突入!
さらに気合を入れて、多々羅大橋の広島県尾道側へもう一度。
ここでも軌跡撮影。
が、しかし!
お月様がすごい存在感を放ってますねぇ。
四国からの帰りもここを通るので、できたらリベンジしたいな。
(サイクルロードが表現できない泣)
走行時間:4:18:02
走行距離:61.03km
平均速度:14.1km/h