3月24日、いつも通り(?)まぁにぃ小屋から一日が始まる。
これが本当のあかつき、なんつって。
下らんことを考えながら、「道後温泉入らなきゃ・・・」などという謎の使命感に駆られながら向かうものの、途中で着替えが底をついていることに気付き愕然とする。
どうやら知らず知らずのうちに最短コースに乗っていたらしい。
前回は人混みでまともに撮れなかったので、今回はきちんとパシャッと。
やはり風情がありますな。
そしてお隣の道後公園の展望台にも登ってみる。
朝日に照らされた松山市内を一望できる。
こっちに移る途中、公園と温泉との間になにやら長い階段があるのがチラリ。
温泉の神社かな?と思ったら、全国的にも珍しい、多くの算額が納められている神社だった。
伊佐爾波(いさにわ)神社
算額とは、数学の問題や解を額や絵馬に書き、己の学力向上の感謝と更なる励行を祈祷するものである。
面白いことに奉納された絵馬は、その他の参拝客に解かれたり、添削されたりした。
要するに、神社で密かな数学バトルが展開されていた訳だ。
そうして発展していったのが、日本独自の数学「和算」である(足し算ではない)。
これまでに日記にもちょくちょく登場したが、この和讃文化は時代小説「天地明察」(冲方丁・著)に大いに取り上げられている。
時代小説と言っても、斬った張ったの類ではない、これまた一風変わった小説なので、お薦めです。
ぜひともご照覧あれ。
今日は江刺さんが特別に、松山城の忍者道を案内してくれるというので、ユミちゃんとついて行ってみます。
でも、ある程度道がついてるということは、結構通る人いるのかな?
本丸の井戸!
・・・なんてことはなく、天守閣郡の近くの登城道に出ました。
でも昔は、どこかに横穴があったらしく、本当に井戸の底から秘密の通路が伸びていたそうです。
危険だから、今は埋めちゃったんでしょうね。
急な階段と、忍者ばりのスピードで登る江刺さん(白石城のおばあちゃんガイドを思い起こすな…)。
ロープウェイとプールとアーチェリー。
なんだこの光景は(笑)
これにて松山城散策も終了。
これまでずっとお世話してくださった江刺さんともお別れします。
本当にありがとうございました!
さて、ぼっちに戻ってしまったところでご飯でも行こうかな。
あれ以来ずっと気になっていたものがあったので立ち寄ることに。
清まるのチーズマヨカツ定食(880円)
絶対に美味しいだろという期待に、見事に応える旨さでした。
ボリュームも申し分なし。
ご飯が足りなくなるくらいです。
もう一回来よう。
ごっさんでした!
しかし思い返せば、松山に一週間以上もいたのか。
長かったような短かったような。
それもあと少し。
さぁ、まぁにぃ小屋を片付けに戻ろう。
走行時間:3:40:01
走行距離:52.4km
平均速度:14.2km/h